先週末、奇跡的に涼しい日があった。
それでも28度くらいはあったと思うけど、日々暑すぎて涼しく感じてしまう。真夏でもこれくらいの気温だったらどんなに過ごしやすいだろう。大先輩の皆様の話を聞く分に、おそらく昭和の時代はこのくらいが真夏の気温だったのだろうと推察できる。むかしはプールの授業が寒いとインターネッツで書かれて話題になっていた。近代化がだいぶん進んだ昭和でこれなのだとしたら江戸時代はもう少し涼しかっただろう。そりゃあ着物を着られるな、と思う。江戸時代も連日35度を超えるような現代日本の夏だったら着物文化はすたれていたのではないだろうか。坂本龍馬のあの有名な写真もきっとTシャツだったに違いない。Tシャツ短パンにブーツを履いていたかもしれない。短パンに拳銃を差してまるで南米のギャングのような写真を撮っていたかもしれない。
気温というのは歴史を左右するんだ。
歴史
